セクハラ男にはっきり言おう「あなたに惚れてはいません!」

こんにちは、ハラスメント研修専門講師の倉本祐子です。

プロフィールにも長々と書いておりますが、私がハラスメント防止研修を専門的に実施している理由は、私自身がハラスメント体験者だからです。

実は、プロフィールに書いていないセクハラ・パワハラ・マタハラは何度もありましたので、ここではこれまでの体験を書いていこうと思います。

こんなに人って誤解する生き物なのか?と思うほど、思い込みの数々が巻き起こすハラスメント。

分かる人には分かる、分からない人に分かって欲しい体験ばかりです。

派遣会社のコーディネイターで働いていた33歳のとき

ある企業の担当者(男性)から電話が入りました。

「相談したいことがあるので、今日きてくれない?出来たら近くのタリーズで会いましょう。」とのこと。

大体、こういう「本題」を教えてくれない場合の呼び出しは、悪い話が多いので覚悟してタリーズに行きました。

そうすると、ご自身の話の愚痴が始まりました。

「うち、嫁が二人目の出産で里帰りでさ、家にいなくて・・・長男の送り迎えも大変だし、家事もしなきゃでさ~~~」
「仕事は忙しいし、来週また大阪行かなきゃいけないしさ~~」

聴くことが仕事のなので、「そうなんですね~大変ですね~」と笑顔で聴いておりました。

というわけで、「泊まりに行きたいんだけど?」

すると、話の区切りで、いきなり「そんなわけで結構大変なんだよね。やっぱり息抜きって大事だと思うから、今度、家に泊まりに行きたいんだけど?」

・・・・・・・・・・・・・

話の脈略のなさに呆気にとられ、思わず口から出たのは、「誰の家にですか?」でした。

担当者「え~~福田(旧姓です)さんの家」

私「悪い冗談ですよ!泊まりに来るって、ご結婚されているんでしょう?」と言うと、

担当者「うん、そうだよ!だから、結婚とかどうでもいいでしょ?お互い大人だし。泊まりいきたいだけ福田宅に。」

私「そうなんですね。申し訳ないですが、そういうお付き合いはできないです」

担当者「え?どうして?俺のこと好きでしょ?惚れてるでしょ?」

私「・・・(でた・・・惚れてるだろ攻撃)お仕事が素晴らしくできる方だと尊敬しておりますが、惚れてはいないですよ。」とはっきり伝えたところ。

担当者「え?そうなんだ・・・」しょぼーんとしたご様子でしたが、すぐに切り替えて、私が仕事の話をしたらそれに一応合わせてくれました。

その後、何事もなかったようにミーティングは終わりました。

原因は何か?

帰りの電車で誤解を生んだ原因を考えました。

恐らく、足で稼ぐ営業をしていた時期だったので、足しげく通ったからなのか。

バレンタインに義理チョコをあげたからなのか。

色々と愚痴を「うんうん」聞いてあげたからなのか。

私が営業で行っていた行動が、どうも「自分に惚れているから」だと思い込んだのでしょうね。

営業だから数字を上げたくて通うのであって、その人が好きだから通うのではありません。

いずれにしても、既婚者が取引先の独身の営業に「性的要求」をしてはいけません。

とはいえ百歩譲って、結婚していることを隠して口説くよりはずっと正々堂々としていると言えますが(笑)

対処方法として

私は正々堂々ときっぱり断っています。

そして、こういう「営業先の人に言い寄られる」ことについて相談された時にも

「きっぱり、断ってください」とアドバイスします。

中には、「女をつかって、その気にさせて方が売り上げが上がる」と思い込んでいる若い営業女子がいますが、

変に気を持たせても、全く上手くいきません。

ストーカーになる場合もありますから、決してお勧めしません。

それに、「女を使う」とだいたい、他社の「女を使う」別の営業にとられたりします。

笑顔ではっきりとお断りしながらも、相手をお客様として立てることを伝えるスマートな方法がいいです。

ポイントは、「隙はない」ってことを示すことです。

誘ってきたってことは、相手が「隙がある」って思ったからの行動ですから。

ビジネスの関係でそれ以上でもそれ以下でもないって、ことをしっかりとアピールすることが大事です。

きっと私も隙があったのだと思いますので、その後はしっかりと線を引き、この担当者とはその後何も変わらず仕事をしました。

当然ですが、私から持ち出すことも無ければ、相手から二度と言ってくることもありませんでした。

しかし、この方とんでもない「勘違い野郎」の「かんちくん」でした。

かんちくんの続きは次回に。

ご覧いただいて、ありがとうございました

お問い合わせ・研修のご相談

平日の日中は、登壇中であることが多いため、電話に出にくい状況です。メールフォームにてお問い合わせいただけましたら、こちらからご連絡させていただきます。

お手数おかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。