【よくある質問】「子供を育てながら、働くって大変ですか?」

こんにちは、ハラスメント専門研修講師、キャリアコンサルタントの倉本祐子です。

「女性活躍躍進」の研修をすると必ず聞かれることがあります。

女性活躍推進の研修は、会社によって対象が管理職の場合と、女性社員の場合があります。

要は、女性がライフイベント(結婚・出産・介護)があっても会社で働き続け、さらに活躍できるために、どうやればいいかを考えるための研修です。

さて、その質問というのは、

『先生、子供いますか?』
(既婚者であることは、左手の指輪で確認してるのか、いきなりこの質問)

『いますよ、娘が一人』と答えると、

次に必ず、

「子供を育てながら、働くって大変ですか?」と聞かれます。

この質問をこれまで、何人に聞かれたか分かりません。

女性活躍の研修だけではなく、とにかく、まだ出産をしていない女性に聞かれます。

大学のキャリア授業で
新人研修で
女性リーダー研修で
営業研修で
ハラスメント防止研修で
とにかく、聞かれるのです。

この度に、キレイごとは言わずに、本当のことを話します。

はい、大変です。

何が大変かというと、いろんなことが大きく変わるからです。

子供を育てながら、働くということ

私は、ムスメが10ヶ月の時に講師の仕事を復帰しました。

その一年の記憶が曖昧で、あまり記憶がありません。

と伝えると、「えー?!こわーい!やっぱり!」と、ものの見事にビビられます。が、本当に記憶が曖昧なんです。

「大丈夫、何とかなるよ」
「みんなやってるから」

と、言ってあげたいですが、

何とかなるか
何とかできるか、
復帰できるか、
両立できるか、
両立したくなるかは・・・

産んでみないと、わかりません!!!

だいたい、何をもって『両立』できてると言うのか、その基準も人それぞれです。

仕事を復帰しようと思っていたけど、産まれた子供がかわいくて、離れたくない!という人もいます。

産まれた子供が病気がちで、仕事に復帰できない方いました。

ご夫婦で話し合った結果、仕事は復帰しないと決めた人もいますし、

出産したら会社を辞めようと思いながら、3人の子供を産み育て、働き続ける人もいます。

人それぞれだと言うことなんです。

人はそれぞれ

質問をする女性は、「結婚したい、子供を産みたい、働きたいし、昇進したいし、とにかく、どれも全部ちゃんとしたい!」と本当に真面目に考えているのでしょう。

だから、経験者を見ると、聞きたくなるのだと思っています。

でもね、これから結婚、出産をしても働きたい女性、いえいえ男性の方もよく聞いて欲しい。

電化製品のコマーシャルみたいな、
ゆったりと笑顔でご飯を作り、
宿題教えて、
のんびりお風呂入って、
お部屋ピカピカ、
観葉植物もイキイキしてるなんて、

まぼろしぃ~(IKKOさん風に)です!!!

一見、講師をしている私は、スーツを着こなして、できる母ちゃんに見えるかも知れません。

でも、日々ドタバタ忙しく、ムスメの買わなきゃいけないものを、しょっちゅう忘れる始末。

そういえば、小学校の説明会をすっかり失念して、学校から電話があったなんてこともありました。

マクドナルドで晩御飯もあれば、
牛丼屋にお世話になることもあるし、
コンビニのスパゲティーになることもあります。

完璧を求めない

さて、何が言いたいかというと、家庭と仕事の両立=完璧な暮らしと思わないで欲しいのです。

完璧を求めすぎると、育児でできないことや仕事で出来ないことばかりが気になり、本当につらくなってきます。

いずれにしても、質問をしてくる女性の方々は、「透明の赤ちゃん」を想像して、あれやこれやと心配なんだと感じています。

というのも、「大変ですか?」の質問のあとに、よく聞かれることは、

「出産前にどんなスキルを身に着けておくといいですか?」という質問だからです。

タイムマネジメントとスルーする力

私が考える身につけるスキルは、タイムマネジメントとスルーする力です。

育児をしながら働くということは、時間の制約がある中で働くということです。

だから、時間を上手に管理して、24時間を活用する力が必要になるので、タイムマネジメントは身に着けておく方がよいでしょう。

そして、スルーする力は、仕事上でも必要ですが、何よりもプライベートで必要になります。

女性は年齢が重なるにつれて、いろんなことを言う人が出てきます。

私は、独身時代、33歳を越えた頃から、『独身じゃかわいそう、なんで、結婚しないの?』と色んな人に言われました。

ところが結婚したら、『夫婦だけじゃ、かわいそう。子供は?』としょっちゅう聞かれました。

6年不妊治療をして、ようやく一人産んだら、『一人じゃかわいそう、二人目は?』と言われることがありましたし、

子連れで近くの公園に行って、出会ったママに『10カ月で保育園に入れました』といえば、『え~かわいそう』と言われこともありました。

初めて会った人に、何でこんなこと言われるんだろうと思いましたが、そんなことでいちいちイライラしても時間が勿体ないので、

「どうぞ、どうぞ、かわいそうと言ってください。」と思ってスルーすることにしました。

人は人、私は私

私が生きていく上で大事にしていることは、人は人。私は私と言う考え方です。

というのも、人は他人と比べがちだからです。

私も他人がうらやましく思えた時期がありましたし、他人と比べて落ち込むこともありました。

特に不妊治療をしている間は、子供を次々に産める人が羨ましくて仕方がありませんでした。

でも、どんなに羨んだところで、他人にはなれません。

私の人生は、私が決めて、私が創っていくものだからです。

そう、あなたの人生は、あなたのものです。

他人の言葉に振り回されず、自分はいったいどう生きたいかを考えましょう。

自分の中にしか答えはありませんから。

子どもを産むこと

ただ、子供を産むというのは、責任が大きいものですが、この上なく幸せだと思っています。

自分以上の大切な人がいる、何よりもかけがえのない宝物です。

そして、子供がいるから頑張れるということも事実です。

私にとって、子供がいること、家族がいることはエネルギーの源です。

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