【初めて女性部下をもつ管理職の方へ】女性部下が分からないと感じた時こそ、やってみてほしいこと

こんにちは、ハラスメント専門研修講師の倉本祐子です。

今日は女性部下をはじめて持った男性上司から、よく質問されることを書きたいと思います。

実は、

「どう接していいか、分からない」

が一番多く質問されることです。

女性からすると、「え?」と驚くかもしれませんが、でも多くの男性管理職は、初めて女性部下をもつとき悩むようです。

まず、私が感じている男性と女性の仕事における違いを挙げてみることにします。

男性と女性はこんなに違う

同じ星に生まれ、同じように育ちながらも、なぜか男性と女性はちがうところがあります。

(1)男性は誰が言ったかが大切で、女性は何をするかが大切

例えば、男性は「上司が言うなら」「部長が言うなら」「社長が言うなら」と仕事を請けるのに対し、

女性は、上司だろうと、部長だろうと、社長だろうと、何のためにするかを納得しないと仕事を請ける気にならないと言われます。

「部長が、こうしろって言ってたから、やっておいて」と言われても、
「それは、どうしてですか?何のためにやるのですか?」と納得する理由が欲っする傾向があります。

(2)男性は結果重視、女性はプロセスを知ってほしい

例えば、男性はプロセスよりも結果を大切に考えると言われます。とにかく、結果が出ていれば、多少プロセスが順序通りになってなくても、万事オーケーに対して

女性は、結果も大事ですが、それに至るプロセスも重要視する傾向にあります。
結果に至る、努力や繋がり、どうやって進めたかを理解してほしいし、その苦労も伝えたいと考えます。

そのため、男性管理職からすると、「そこまで言ってくれなくてもいいよ」と思うようなこれまでのプロセスを全部話したいのです。

(3)男性は一つに集中するのが得意、女性は同時並行に仕事ができる

例えば、男性は複雑な仕事を一つに集中してやり切ることが得意だと言われます。話しかけても知らんぷり、とにかく集中してこなします。

女性は、同時並行に仕事をこなすことに長けているので、PCに向かいながら、電話をとって、他の人の様子も伺いながら、次の会議の準備を進めることができるのです。

「あれ?他の人と雑談していたのに、出来てるの?」なんていう男性からすると驚くようなことを女性は普通にやってのけたりします。

(4)男性は解決したいと考え、女性は共感したいと思う

例えば、何か相談事をされたとすると、男性はこの相談は解決してほしいのだと思うので、「〇〇する方がいいよ」と自分なりのベストな解決法を伝えなければと考え、

女性は、何か相談されると、その相談者の気持ちに寄り添うことを考え、「〇〇さん、大変ですね」と気持ちを理解しようと考える傾向があると言われます。

顕著に表れるのは、夫婦間で、夫が妻から話をされたことを相談だと思い、「そういうときは、こうすればいいんだよ」と助言をすると、「あなたは何もわかっていないのに」と切れられるということが多々起こります。

(余談ですが、この話をすると多くの男性管理職が、「あ~~~~~分かる」と納得してくれます(笑)

(5)男性は結果は自分の力と考え、女性は周りの力でできたと考える

例えば、業績を上げたときに、男性は「自分の力、実力で出来た」と考え、

女性は、「たまたま、周りに恵まれたから」と自分の力ではなく、周りのお陰と考える傾向が強いと言われます。

以上のように、男性と女性では「感じ方」「物事の捉え方」に違いがあると思っています。

どうぞ、「めんどくさ!」と思わないでください。

なぜなら、女性は仕事における目的や理由がはっきりすると、とにかく一所懸命、わき目もふらず、やり続ける真面目さをもっている方が多いからです。

そのため、是非とも実施してほしいことは以下の5つです。

・話を最後まできく・・・面倒がらずに、まずは聞いてほしいのです

・説明をしっかりと行う・・・納得できるところまで説明してください

・約束は絶対に守る・・・相手と決めた約束は必ず守ってください

・言動一致・・・言っていることとやっていることが違うと幻滅します

・ありがとう・・・何か仕事を完了したら、一言感謝を伝えてください

言葉に出して

先に書いたことは、男性女性関係なく、上司として必要なことではないかと思います。

その上で、女性部下特有の反応として、難しい仕事や上の役職を打診されると、「私には無理です」と言ってくるとことがあります。

なぜなら、「自分には力がない、できたのは周りのおかげ」と考える傾向があるからです。

これをペテン師症候群と言います。

そういう返事が返ってきたとき、「やる気がないのか」と思わず、

できたら、「あなたなら、できるはずだ。信頼している」と言ってあげて欲しいのです。

こういう話を研修ですると、

「仕事をお願いした時点で、信頼していることはわかるでしょ?」と質問されます。

また「期待していることは、態度で分かると思うんですよ」とおっしゃられる方がいらっしゃいます。

だから、私は声を大きくして伝えます。

「いえいえ、妻にすら、言わないと分かりません。だって、エスパーじゃないですもの」と。

態度で分かれって、無理です。分かりません。

私は、かれこれ30年間も社会人をしていますが、いまだに、一緒に働く方の考えが分からないと感じることがあります。

だから、

「信頼している」

「期待している」

とあなた自身の言葉を部下に伝えてください。

上司のこの言葉ほど、部下にとって嬉しいことはありません。

言葉で、「期待」と「気持ち」を伝えてほしいのです。

それだけで十分です。

きっと、気持ちを汲み取って、思った以上に頑張ってくれるはずです。

投稿者プロフィール

倉本祐子
倉本祐子ハラスメント対策専門家
ハラスメント研修専門講師/国家資格キャリアコンサルタント

ハラスメントとは、あらゆる分野における「嫌がらせ」「迷惑行為」のことです。

企業においてハラスメントを防止するための研修を行っています。

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