ハラスメント実態調査(管理職編)に関するデータ(2021年12月)の配布を開始しました
当社では、2021年12月22日、「ハラスメント」のトラブル回避がどのような影響を与えているかを調べるために実施したアンケート調査の結果を発表しました。
調査概要
調査期間:2021年12月9日〜2021年12月10日
調査方法:インターネット調査
調査目的:上司と部下のコミュニケーションに「ハラスメント」のトラブル回避がどのような影響を与えているかの実態調査
有効回答:3名以上の部下とコミュニケーションをとっている30代〜50代の会社員(管理職)312名
調査結果サマリー
近年「●●ハラスメント」と名づけられた新語が続々とメディアで話題になることも多く、「ハラスメント」への意識は確実に向上しています。
しかし、何が「ハラスメント」なのかを正しく理解できていない人が多く、必要以上に「ハラスメント」トラブルを恐れ、部下との関わりに支障が出ている管理職も多く見受けられます。
そこで、今回のアンケートでは、上司と部下のコミュニケーションに「ハラスメント」のトラブル回避が、どのような影響を与えているかを調査しました。
その結果「ハラスメント」のトラブル回避のため、8割強の上司が部下への発言を躊躇した経験をもち、それにより、部下の育成や能力開発、関係構築などを難しくしている現状が明らかになりました。
また、部下に「ハラスメントです」と指摘されるかもしれない発言をしたことがあるか聞くと、約5割の上司が経験あると回答しました。
これらの結果から、多くの上司は「ハラスメント」のトラブルを回避することで、部下とのコミュニケーションが難しいものになっている様子が見受けられます。
調査項目
- Q1. 部下への指導やコミュニケーションをとる際に、「この発言は、ハラスメントになってしまうのではないか」という不安を感じ、部下への発言を躊躇したことがありますか?
- Q2. 具体的にどんな場面での部下への発言について、「この発言は、ハラスメントになってしまうのではないか」という不安を感じたことがありますか?
- Q3. 「この発言は、ハラスメントになってしまうのではないか」という不安により発言を躊躇することで、業務遂行上どんな影響が出ていますか?
- Q4. これまでに「もしかしたら、部下から『ハラスメントです』と指摘されるかもしれない発言をしてしまった」と思った事はありますか?
- Q5. 具体的にどんな場面で「もしかしたら、部下から『ハラスメントです』と指摘されるかもしれない発言をしてしまった」と思いましたか?
- Q6. 具体的に、どんな発言をしてしまいましたか?
- Q7.部下から、「その発言はハラスメントです」と言われたことがありますか?
- Q8.「その発言はハラスメントです」と指摘された発言について、ご自身はどのように思っていますか?
- Q9.部下から「ハラスメントです」と言われることを恐れて、部下とはなるべく関わらないようにしよう、という気持ちになってしまった事がありますか?
- Q10.「ハラスメント」に関するトラブル回避のために、どのようなサポートがあったら嬉しいですか?
リサーチデータ(PDF)申し込みフォーム
本調査の結果をPDFにて配布しています。
※メディアの方で、本調査データを取り上げてくださる場合、こちらからご一報いただけると幸いです。
尚、同業他社、講師業の方について、お申し込みをお断りしております。あらかじめ、ご了承ください。
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