私、山藤祐子は、ハラスメント経験者です
ずっと心の中にしこりがありました。
なぜ、私はこんなにもセクハラやパワハラに遭うのか。
ハラスメントに遭ったことが無い方は、「その人の問題だ」「本人に落ち度がある」と言いますが、私は全く違うと断言します。
パワハラもセクハラも行為者の勝手な思い込み、価値観の相違を認めないことから始まります。
人は、一人ひとり、みな違う価値観があり、思いがあり、目的があって仕事に就きます。
少子化、高齢化は防げない今だからこそ、一人ひとりを大切にしながら能力を伸ばす組織になる事が大切です。
以下に、私のハラスメントストーリーを掲載します。
研修をご依頼いただく前に、目を通していただけたら幸いです。
- 19歳 セクシュアルハラスメントで、内定を辞退
- 商社の内定を貰いました。
卒業前のOJTのために出勤したときに、自身の上司にあたる方にお尻を撫でられました。
そんな会社で仕事をする気がなくなり、内定を辞退しました。
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- 20歳 社会人スタートと同時に、理不尽なパワハラにあう
- 短大卒業後。初めての就職先でうけた、上司からのパワーハラスメント。
アパレル販売職に就き、店長から理不尽なパワハラに遭いました。
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- 20歳 入社半年で店長になるも、恐ろしいセクハラにあう
- 入社半年で店長になるも、本社の部長から一歩間違えると刑事事件になるようなセクハラに遭いました。
そのセクハラは三ヵ月続きましたが、部長の退職を機になくなりました。
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- 26歳 ベンチャー企業で、パワハラ上司となる
- ベンチャー企業に入社。
2年後、九州地区の担当マネージャーとなり、部下が当時50名。
上は60歳近い方もおり、どうしていけばいいか分からず、私自身がパワハラ上司になっていました。
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- 33歳 ハラスメント相談に携わる
- 人材派遣のアデコ株式会社に入社。翌年、キャリアコンサルタントの資格を取得。
派遣社員は立場上、ハラスメントに遭うことが多かったため、「私のような思いはさせない!」と思い、就業先と何度も調整をしながらハラスメントの解決に携わるようになりました。
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そして今、自分の経験を社会で役立てるために
「ハラスメント」をテーマに研修・講演をするようになって10年目に入ります(2024年現在)。
最初のきっかけは、研修エージェントからのオファーでした。
社労士でも弁護士でもない私に依頼がきた理由は、エージェントにセクハラで内定を辞退したことがあると伝えていたからです。
「通り一遍の話ではなく、経験談を伝えて欲しい」と言われ、研修を実施したところ、非常に好評で、「とにかくわかりやすい」「他人事ではないとわかった」と感想をいただくことができました。
そのおかげで2019年には、年間で7000人以上の方々に向けて研修・講演を行いました。
「私が苦しんだ経験を、社会に役立てる時が来た」と考え、体験者だからこそ、伝えられる気持ち。
体験者だからこそわかる、指導側のジレンマを実例を通して伝えます。
組織運営を携わる管理職の方々に、「ハラスメントは対岸の火事ではない」ことを言いながら、100人以上の部下を育成した経験を基に、どうやって部下を指導するのか育成するのかを伝えています。
ハラスメントは職場には全く不要です。
ハラスメントが蔓延している組織で、人は育ちません。
なぜなら、ハラスメントは企業を腐らせるからです。
だからといって、ハラスメントと言われるのを怖がって、指導できないのは管理職として仕事をしていないことと同じです。
管理職・リーダーは人材育成が仕事なのですから。
ハラスメントをきちんと理解して、グレーゾーンのさばき方や対処方法がわかった中で、部下をしっかりと指導育成できるようになるためのノウハウを提供します。
そうして、未来に向けて多様な働き方を全員が受容し、お互いに尊重し合える職場の実現を目指し、働きやすい職場作り、働くことが楽しい仲間づくりをしていきたいと考えます。
私の提供するハラスメント防止研修のゴールは、リーダー・管理職が正しい知識と認識を持ち、部下をご自身以上の人財に育てることができる指導力を身につけてもらうこと。
お互いに理解し、尊重し合える環境づくり。
そんな働きやすい組織づくりのお手伝いこそが、ハラスメントを受け、ハラスメントをした私の使命です。
ハラスメント対策専門家 山藤祐子
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